おはようございます。
立岡靴工房の立岡海人です。
季節の変わり目ですが、元気にお過ごしでしょうか?
最近、好きになった言葉があります。それは、
「いつも心に花束を」
オーダーメイド靴のお客さんから教えていただいた言葉なんですが
「創業者から、いつも心に花束を。って教えてもらいました」
私、結構単純なので
「なんて良い話なんだ!
自分の心の花束をいつも届けるつもりで
生きよう!というか靴を作ろう!」
という訳で、つくりました。
スーツのネーム刺繍と同じ感じで、左足の内側に赤い糸で入れました。
「いつも心に花束を」
正面から見たら、こんな顔の靴です。
よく明るい色のスーツを着られているイメージのあるお客さんで
黄色っぽいライトブラウン系の靴が最初のご希望でしたが
お話を聞いていくうちに、少しアクセントがあった方がいいよね。となり
丁度サンプルの画像でつま先をググッと濃くした靴がいいよね。となり
いつも心に花束を。って言葉も入れましょう!という感じでした。
このつま先のグラデーション、結構気に入っています。
夕焼けの大地に、夕日が沈んでいく時の空みたいなイメージです。
(いつか観たYouTubeの動画で靴を染める職人のイタリア人が言ってました)
探してみたら、動画ありました。(大体、ウチもこんな感じで染めています)
↓
同じ靴を染める工程でも、何かその中にストーリーがあって
ソールの部分に大地がずぅーっと広がっていて
空がだんだんと暗くなって、夕暮れのちょっとオレンジ色な感じ。
心に花束を抱えながら、届くと良いなぁ。と思いながら染める訳です。
今回はブラウン系のオーダーだったので、つま先は黒に近いダークブラウンで仕上げましたが
他の色のパターンも面白いと思いました。
例えば、来年は瀬戸大橋が完成して30周年なので
瀬戸内の島と空を靴のキャンバスの中に描くとか。
あの瀬戸内ならではの島のモコモコ感。と青い空。
を足下に身につける結構ロマンチックな感じ、限定30足!
とかですね。考える訳です。
カカト側も夕暮れロマンチック全開ですね。実物はもっと美しいです。
という物語は、語らないと伝わらないな、と思いました。
大好きな舞踊家の1人、蜜月稀葵さんが舞台を作る時に
「抽象度をあげていく」
ことが大事。というようなことを言っていました。
これものすごい面白い話だったので、改めてお話ししたいと思いますが
作品の抽象度をあげながらも、物語りを語る場所も作りたい気がします。
参考価格:
外羽根プレーン/ロングノーズラスト:40,000円
手染めパティーヌ+夕焼けグラデーション:15,000円
レザーソール(マッケイ)+滑り止めラバーハーフソール:8,000円
染め加工については、工程によって料金が変動しますのでお問い合わせください。
納期は約3ヶ月です。
ちなみに、この靴を染めた動画です
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