もしも僕の友達100人が立候補したら
まずその中から選ぶのが大変だ。
そいつの良いところや悪いところも大体わかるし
得意なところや苦手なところもまぁまぁ知ってるからだ
もし僕の友達100人が立候補したら
選挙期間中はひどくにぎやかになるだろう
50人くらいは地味なやつもいるけど
50人くらいは派手なパーティーが好きだからだ
もし僕の友達100人が街頭演説をしたら
街中がまさかのカーニバルになるだろう
事前にどんな順番でまわればいいのかを考えて
たくさんの演説会場を遊びあるくのだ
もし僕の友達100人が討論会をしたら
けっこうみんな助け合うのではないだろうか
白熱した議論がテキーラのボトルを蒸発させ
酔い覚ましのジントニックで最後の乾杯をした頃には
3人か4人くらいに絞られてくるだろう
もしその中に僕が残っていたのならば
あるひとつの提案をしてみたいものだ
1日1回は声を大にして叫ぶという決まりを
たとえばこんなふうに
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして叫んだ人は次に叫ぶ人を指名しなくてはいけないことにする
たとえばそこのあかいぼうし、黒いコート、白いスニーカーの人
次はあなたが叫ぶのです
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次を指名してください
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
叫んでいない人がいなくなるまで続けます
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では、最後に全員で叫んでみましょう
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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