靴磨きをする時の優しさで
世界中が優しさに溢れることを
信じている靴に限らず、服でも、身体でも
家の掃除でも、スマホの写真でも
整理したり、メンテナンスすることと靴ヒモとシャツのボタンは一緒
好きなの服を一枚ずつ着替えさせるようにhttps://t.co/cqT64Wip4g#ベルルッティ#靴磨き— ?立岡靴工房?世界中の足元をゴキゲンにする (@TatsuokaShoes) September 6, 2020
まずは靴ヒモを解くところから。
優しくね。
ブラッシングも優しくね。
靴磨きの最中は
靴と自分の間に優しさの往復があるといいよね
このベルルッティは
ストレートチップの代わりに
つま先の革を内側に折りたたんだような
デザインになっているので
小さいブラシを使ってホコリ取りも忘れずに
サフィールのユニバーサルレザーローションで
汚れ落とし
革を傷めずに、色落ちも少ないので
間違いないクリーナーです
これも優しくね。
靴クリームはサフィールのクレム1925ブラウン
靴と同じトーンのクリームを塗って
全体的に色を整えていきます。
ライトブラウンを使ってもOK
その場合は、少し明るい雰囲気になるかな
靴クリームを塗った後は、ブラッシング
ブラシは出来ればブラウン系の中でも
少しずつ色をトーン別に分けて
立岡靴工房では、クレム1925のカラー分揃えてます
ブラッシングの後は、水研ぎ
柔らかめのクロスを湿らす程度に水をつけて
優しくマッサージする感じで
ブラッシングでも広げきれなかったクリームを
革の内側に押し込むように、優しくね
続きまして、つま先のワントーン暗い部分に
タバコブラウンのクレム1925を塗ります
タバコブラウンは赤味が強いので
靴クリームでグラデーションをつくるのに
丁度良いのです
つま先だけじゃなくて
側面にもグラデ感を意識しながら
クロスを使って塗り塗りする
何気にクレム1925だけでも
ハイシャインに近い光沢感が出せます
クレムをクロスで塗り込みながら
ちょっと水をつけたりして
だんだんギラギラしてくる
仕上げにサフィールノワールの
ビーズワックスポリッシュ(ダークブラウン)
をハイシャインしたいところにいきます
ワックスの状態を少し乾燥させて
ドライワックスっていう状態にしておくと
なんども重ねなくてもハイシャインになりやすい
クレムでしっかり下地が出来ているので
より早く仕上げることができる
ハイシャインのコツを聞かれるけど
ゆっくり優しくやる。って感じで
うまくいかない時は、たぶんこれが原因
・ワックスをつけすぎ
・水をつけすぎ
・ワックスの乾燥が不十分
・クロスで強く磨きすぎ
・クロスがザラザラしてる
ちなみに。水の量はこれくらい
クロスはサフィール純正でもいいけど
フランネル系だったら大体なんでもOK
例えば、こんなんでも
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ハイシャインワックスで一瞬トゥが曇るけど
クロスでフキフキしていくと、曇りが晴れる
を繰り返していくと、いつかはできるよ
優しさを忘れなければ
靴ヒモを結び直す時は
好きな人に服を着せるように
最後まで優しさを忘れないことが
何よりも大事
靴磨きは優しさで出来ている
ありがとうございました
靴磨きで世界中に優しさが溢れますように
YouTubeでも解説していますので
合わせてご覧ください
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