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こんにちは。
?マカオのカジノでギリギリ勝ち抜け?✨(@TatsuokaShoes)立岡靴工房の立岡海人です。
いつもオーダーメイド靴のお問い合わせやご来店のご予約ありがとうございます。
今日はエドワードグリーンのチェルシーを購入して履いてみたです。
エドワードグリーンとは
エドワードグリーンは、1890年に同名の靴職人がノーザンプトンの小さな工場で紳士用のドレスシューズを手がけたのが始まり。靴作りにおいて彼ほど繊細な技術と美を追求した者はいないと評されており、瞬く間に「英国でも稀代の才気煥発な靴職人」として名声を上げ、世界各国で愛用されることとなる。英国革靴メーカーには「ジョン・ロブ」や「チャーチ」といった名門が多く存在する。そのほとんどが大手のファッションブランドの傘下に入るなか、エドワード・グリーンは数度の経営難を乗り越えて今なお独立ブランドとして活躍する稀少なシューメーカーなのだ。”でき得る限りの上質を求める”という創業以来の信念のもと、高度な技術と名作ラストを駆使した美しいドレスシューズを手がけ続けている。
少し前に、経営者仲間と香港とマカオの研修旅行に行きました。
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こんにちは。 ?なぜか旅行先で靴を買いたくなる?✨(@TatsuokaShoes )立岡靴工房の立岡海人です。 いつもオーダーメイド靴のお問い合わせやご来店のご予約ありがとうございます。 今日のブログでは、経営者仲間と香港&マカオに言ってきたお話です。
3泊4日のスケジュール詰め詰めで、3日目の午後に3時間ほどの単独行動の間に香港の靴屋を5件くらいまわりました。
その中で、地元の高級紳士靴を取り扱う有名店ということで香港のTASSELS(タッセルズ)という靴屋も行きまして
TASSELS Online – Home
TASSELS bring you skillfully crafted footwear products from around the globe. Visit our stores to explore the world of quality shoes and accessories.
前から気になっていたエドワードグリーンのチェルシーを購入した話です。
旅行先で靴を買いたくなる気持ちもわかったし、高級靴を買う人の気持ちもなんとなくわかった気がしました。
ドキドキしながら買いに来るお客様の期待に応えられるように頑張ります◎
見た目はどうってことないストレートチップなんですが、なんとなく品があって美しいチェルシー。
靴に全く興味がない人が見ても、「安物ではない、なんかいい靴履いてるね」と思わせる革質が特徴です。
ポルシェ911にインスプレーションを受けてつくられた、とも言われています。
エドワードグリーンのチェルシーといえば、この曲線を描かれたステッチを自慢しな語らないわけにはいきません。
エドワードグリーン・チェルシーの象徴的意匠「スワンネック」
“革質”が万人に伝わるのがチェルシーの魅力だとすれば、”スワンネック”は見る人が見れば一発で「エドワードグリーンのチェルシー」だと理解できてしまうアイコン的な意匠。内羽根ストレートチップでは、レースステイの左右、鳩目部分に縫い目が施されている。このステッチは、シューレースホールの並びに平行になるかたちで緩やかな弧を描くように縫われているのが一般的。
よく出来てるなーと思わせられる部分の一つが、履き口の高さが内側と外側で違うところ。
人間のくるぶしの位置に合わせているとのこと。そう言われてみれば、確かに全く食い込んだりはしない。
サイズやラスト(木型)が手書きなのも、なんかいいですよね。
これがブランドの強いところ。もうなんでもかっこよく見える。
どの部分を見ても、ステッチの縫い目のピッチがとにかく細かいんです。
その作業の細かさ、手間のかけた結果が全体的な美しさになるんだろうな〜
シューツリーはTASSELSオリジナルのものにしました。
店員さんが
「エドワードグリーンの物もあるけど高いし、効果は一緒だからこっちの方がいいよ!」
って言うからそうしたけど、今から思えばエドワードグリーンのシューツリーもよかったかなと思いました。
(お店オリジナルのものの方が、利益率良いのかな、、、とか)
で、箱もかっこいいんですよ。ターコイズグリーンのシューズボックス。
触った感じも高級感。やっぱしブランドはこうじゃないと。と思いました。(←自戒を込めて)
1890年からやってるんでしょうね。130年。歴史が重い。
でね、箱開けると良い紙でメンテナンスの方法が書いてあるんですよ。
How to care for your shoes
これだけなんですけど、エドワードグリーンのブランドロゴが入っていてテンション上がるブランドのすごさ。
内容はこんな漢字。
最高級のカーフを使っていて、最高のエイジングになりますよ。
ソールやカカトを修理してね。
エドワードグリーンのシューツリーはそれぞれのラストに合わせてつくってます。(そうすればよかった)
靴磨き良い感じでお願いします。
最高のカーフだけどナチュラルなものなので、たとえば小さなそばかすなどがあるかもよ(シミとかってことね)
説明書の下にはモフモフのバッグに入ったチェルシー。
立岡靴工房でも高級ラインの靴にはこのバッグ採用しようかな。
ちなみに気になるお値段なんですが
8,500香港ドル。
だいたい1香港ドルが13円くらいが相場なので850x13=110,500円でした。
シューツリーが300香港ドルなので3,900円くらい。(安いな!きっと安物である)
日本で購入する場合は15万〜16万くらい。4〜5万円安いけど、飛行機代とか考えたら同じくらいだね。
EDWARD GREEN
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最後のシューホーンナチュラルってのはABSっていうプラスチック系の靴べら。
50x13=650円。高くもなく安くもなくかな。何気に靴屋で使っています。
靴屋の前でドヤ顔の立岡です。(実は小指がちょっと痛い)
チャンっていう店員が言うには、
「このサイズが何よりもジャストフィットしている!」
「ウチは足の幅が広い日本人のお客も多いけど、このサイズがベストオブベストだ!」
「オフィスで1時間座っている状態で履いて、1週間ほど続けたら痛く無くなるから大丈夫!」
「理由は、とにかく上質なカーフを使っているから痛みは無くなる!」
高級店の店員に自信満々のドヤ顔でテンション高めに言われたら
「そう言われてみればそうなんかな」って思ったんですが、1週間経つけどまだ痛い。
もう少し頑張ってみようかな。とは思うけど、小指のつま先がグイグイきてる。
それ以外は最高です。アッパーの革は(小指以外は)何も履いていないような馴染み具合。
プラス履くだけで姿勢が良くなるようなサポート感が足の裏全体から伝わってくる。
⬆︎
この土踏まずにかけての設計は10万円以上する高級靴にしかないつくり込みだと思いました。
(他にも、クロケットジョーンズやオールデンも試しましたが、このフィッティングはグリーンだけ)
最近マイブームのデニムコーデに合わせてチェルシー。
組み合わせとしては合わないよね。でもファッションは自己表現なので、好きなものを関係なく合わせると良いと思っています。
(インスタにアップしたら「そんな組み合わせありえないぜ!」って英語のコメントきたけどね)
全然関係ないけど、靴屋の入り口の床は傾斜が高め。ご来店の際はお気をつけください。(斜めになっているけど、車椅子でも入れます)
以上、靴が好きなら一度は履いてみたいエドワードグリーンのチェルシーを履いてみた感想でした。
結局チェルシーは靴屋なりに色々とフィッティングの調整を試しましたが、小指が痛いまま。
おそらく一般の方でしたら、小指が痛いなーと思いながらも「高かったし、良い靴だからいつかは痛く無くなるはず」と思いながら我慢しながら履くと思います。
でも、オーダーメイドの靴屋を営んでいる以上、痛い靴を我慢して痛く無くなるまで履くっていうのはどうかと思いまして、何とか快適に履きたいんですけど、なかなかどうにもならない。
アッパーの革に悪い影響がでないように、ストレッチャーで広げてみたり、革が柔らかくなるオイルを塗り込んでみたり、またオフィスで1週間はいてみたり。。。
でも痛いままので、どうしようかなと。
一番悩むのは、せっかく買ったのに勿体無い!という気持ちが捨てられないんですね。
「有名なブランドだから、足に馴染む良い革を使っているから勿体無い」
「高級店の店員が大丈夫と言ってたから、間違ったサイズ選びではないから大丈夫」
「旅行先でブランド品を購入した思い出は、失敗したとは思いたくない」
「最初は痛くても、何とかして足に合わせる方法があるはずだ」
などなど。あげればキリがありませんが、もう少しだけ様子を見てみたいという気持ちがあるうちは足掻いて(あがいて)みようかなと。(日本語面白いな)
でも、もし自分が靴屋の立場でお客様からこんな相談を受けたら、「そこまで調整されて合わないのでしたら、残念ですが手放されて新しい靴を購入してください」とお伝えするかもしれません。
憧れのエドワードグリーン。足に合わないエドワードグリーン。指が当たって痛い以外は最高の靴エドワードグリーン。
中古買取の相場を調べてみたら5万円〜6万円くらいとのこと。もう少しだけ様子をみてみようと思います。
余談:TASSELSの店頭でパティーヌの実演イベントやってました。
色々教えてもらったので、またレポートします!
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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(よくあるお問い合わせ)
立岡靴工房はパティーヌ(手染め)を専門とした予約制のオーダーメイド靴屋です。
オーダーのご注文や靴のメンテナンスなどでご来店いただく際は、コチラの問い合わせフォームからお願いします。
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※工房前の道路は駐車禁止エリアとなっています。
( ͡° ͜ʖ ͡°) 本日の「どうでもいいぜそんな事柄」 (๑╹ω╹๑ )
経営者仲間で行くドタバタ珍道中香港〜マカオ編だったわけですが
香港とマカオの差がなんとも面白かったです。
英国領だった香港はなんだかスマートな感じ。
マカオはカオス笑。何でもありな感じでした。
カジノはいろいろと勉強になりました!(察してください)
✨?✨?✨?✨?✨?✨?✨
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