こんにちは。
?世界中の足元をゴキゲンにする?✨
(@TatsuokaShoes)
立岡靴工房の立岡海人です。
いつもお問い合わせやご来店のご予約を
ありがとうございます。
今日はDiemme(ディエッメ)のブラウン系登山靴を
パティーヌの技法を使って染め替えします。
まずはサフィールのレノマットリムーバーで汚れ落とし。
革の色を脱色する薬剤を塗って
色を落としていきます。
さらに下地のコンディションを整えるために
透明のアルコール系染料を塗っていきます。
もともとの色がブラウン系だったのが
ライトブラウンくらいにはなりました。
この状態から、ライトブルーを薄めた染料を塗っていきます。
かなり薄めているので、何度か重ね塗りをします。
ブラウン系の革には黄色の要素が強く入っているので
黄色+青色=緑色になります。
黄色い要素が綺麗に除去できれば、もっと鮮やかなブルーになりますが
全ての革の色を、狙った通りに落とせる訳ではないのです。
少しずつブルーを濃くして重ねていきます。
この時に、「ちょっと色が明る過ぎるかな」くらいで止めます。
理由は、仕上げに靴クリームを塗った際に
靴クリームの油分で革の色がワントーン暗くなるから。
続いてサイドラインと、つま先にネイビーを重ねます。
ネイビーとダークグリーンのグラデーションを作ります。
ネイビーとダークグリーンが重なった部分を
薄いライトブルーの染料を使って軽くこすります。
こする際の染料の量や、こする強さによって
グラデーションが変化していきます。
染色が完成です。
靴クリームを塗る前なので、マットな感じ。
ダークグリーンとネイビーのグラデーションなので
何色の靴クリームを使うかというと…
サフィールのクレム1925ニュートラル(透明)で仕上げます。
カカトの内側から靴クリームを塗ることで
狙った通りの色になっているかどうか
目立たないところで確認ができます。
目立たないところであれば、後から修正しやすいからね。
ブラッシングと、ポリッシュ用のクロスで水研ぎ。
この時点で、もし青みを追加したければネイビーの靴クリームを
緑を強くしたければ、ダークグリーン系の靴クリームを重ねると
さらにワントーン、ググッと締まった仕上がりになりますが
今回は程よい仕上がりになったので、これで完成。
室内や暗いところでみると、黒っぽいダークグリーンですが
自然光で見るとグリーンのグラデーションが良く映えます。
染料で染め替えするいいところは
履き込んでいくことで、自然な退色が起こることです。
ネイビーの中からグリーンが浮き出てきたり
グリーンの中にブルーが浮き出てきたりするかもしれません。
エイジングが楽しみです。
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是非ご覧ください!
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