こんにちは。

?世界中の足元をゴキゲンにする?✨
（＠TatsuokaShoes）

立岡靴工房の立岡海人です。

いつもオーダーメイド靴のお問い合わせや

ご来店のご予約ありがとうございます。

今日のブログでは、立岡靴工房が得意としております

手縫いでの修理事例をご紹介します。

【シャネルのサンダル修理】

毎年サンダルを履くたびに
足と靴を固定してくれている
ベルトのゴム。

数年経つと、びろんびろんになるので
実は交換する修理ができるよって話#シャネル #サンダル #靴修理

ベルトのゴムが伸びすぎたので交換するhttps://t.co/awsLqPindk @YouTube

— ?立岡靴工房?世界中の足元をゴキゲンにする (@TatsuokaShoes) September 15, 2020

 

 

 

イエローとブラックのツートーンがかわいい

シャネルのサンダル、見た目は全く問題なさそうなんですが

 

 

足と靴を固定してくれるベルトのゴムが

びろんびろんになってます。

本当に、ものすごいびろんびろん。

 

 

 

 

ザクっと縫い目を解いていきまして

 

 

 

 

新しいゴムに交換します

 

 

この見えない部分のゴムを交換するときは

結構長い年数を履いたとき。

革が馴染んでいる分、伸びたり変形したり

新品の時とは違うので、手縫いで直すんです。

 

 

 

【修理でミシンを使わない理由】

手縫いの良いところは
狙ったところを縫えること

革の表だけじゃなくて
裏側の状態を確認しながら

もともとの縫い目も狙えるし
縫ったら破れそうなところは
避けて修理することができる

新品をつくるときは
ミシンで縫えばいいけど

使い込んだものは
癖があるから pic.twitter.com/d6WlvHX1r9

— ?立岡靴工房?世界中の足元をゴキゲンにする (@TatsuokaShoes) September 15, 2020

 

 

このサンダルのデザインで面白いのは

2色のベルトの幅に合わせたゴムじゃなくて

1色ずつのベルトの幅に合わせるように

2つのゴムがそれぞれの色のベルトに入ってる

 

 

 

 

黒い方が交換が終わり

縫い糸で余ったところをハサミでカットして

糸の先端をライターで焼いて留めます

 

靴の場合は、糸に伸縮性を出すために

ポリエステル100％素材の糸を使います

昔は全部コットンの糸とかだったから

古くなったら糸が切れたりしてたんだよね

 

 

 

ちゃんとびよんびよん伸びるかどうか確認

この瞬間は、結構楽しい

 

 

同じように黒いベルトの方もゴムを交換して

修理完了です

 

 

サンダルの修理って

・つま先の傷
・カカトが減ってきた
・中敷が汚れてきた

など

目に見える部分が気になるけど

ベルトのゴムも痛んだら外して
新しものに交換が出来ます

目に見えない部分だけど
ぴったし足と靴を固定してくれて
履き心地に関わる重要な部品

なので
夏の終わりにチェックしてね pic.twitter.com/N7EdPifkqK

— ?立岡靴工房?世界中の足元をゴキゲンにする (@TatsuokaShoes) September 15, 2020

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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