こんにちは。

?世界中の足元をゴキゲンにする?✨
（＠TatsuokaShoes）

立岡靴工房の立岡海人です。

いつもオーダーメイド靴のお問い合わせや

ご来店のご予約ありがとうございます。

今日のブログでは、立岡靴工房が得意としております

手縫いでの靴修理事例をご紹介します。

 

 

【紫パティーヌの靴磨き】

パープル系の靴クリームって
なかなか売ってないので
サフィールのクレム1925の
ニュートラルをベースに塗って
色を濃く調整したいところに
バーガンディーを重ねます

仕上げはミラーグロスの
ダークブラウンか
バーガンディで

色にこだわる場合は
クリームを混ぜてもOK pic.twitter.com/tHZDuwa2Pv

— ?立岡靴工房?世界中の足元をゴキゲンにする (@TatsuokaShoes) September 19, 2020

 

 

 

ベルルッティのアレッサンドロです。

パープルのパティーヌが美しい。

 

 

パティーヌ靴をメンテナンスする際には

サフィールのユニバーサルレザーローションを使います。

汚れ落としが強すぎないので、革を傷めにくく

色落ちが少ないので、失敗のリスクが低いんです。

 

 

 

靴クリームはサフィールノワールのクレム1925のニュートラルを下地にします。

ベルルッティのオフィシャルクリームのニュートラルを使ってもOK。

ベルルッティが公式にアナウンスしている方法は

オフィシャルクリームのニュートラルで

古いワックスなどを落としてください。となっていますが

一般のリムーバーを使っても、どっちでもOK。

と個人的には思います。

 

 

 

つま先などのパティーヌで色が濃くなっている部分には

クレム1925のバーガンディを追加します。

傷などで色がカスれていたら補色になりますし

クレムを重ねる事でハイシャイン仕上げがやりやすくなります。

 

ベルルッティオフィシャルクリームのバーガンディを使ってもOK。

 

 

 

最後の仕上げに、サフィールノワールのミラーグロスを使います。

今回はバーガンディを使いますが、ニュートラルでもいいし

さらにワントーン暗いダークバーガンディにしたい場合は

ハイシャインワックスに黒とかダークブラウンを使うと

靴クリームを使ったグラデーションがつくれます。

 

 

 

ハイシャイン磨きをするときは、光沢を出すことも大事ですが

光沢でもグラデーションをつくることを意識してください。

つま先の先端に行くほどギラッとした光沢で

だんだんと自然な光沢になるように磨いていくと

「粋」な仕上げだなぁ！となります。

 

 

 

履きジワの部分はハイシャインワックスを塗りすぎないように。

せっかくの光沢が、歩くとひび割れてしまうので

ハイシャインをグラデーションさせると割れにくいです。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の内容について

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とか

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今回ご紹介させていただいた加工に使う染料、材料などを

一部こちらで販売しています。

立岡靴工房 / クリーム・リキッド

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