防水スプレーを使う時に気をつけたいこと3選

世界中の足元をゴキゲンにする、立岡靴工房です。

雨が降る時、防水スプレー使いますよね

例えばサフィールの防水スプレー、ガスで噴出するのではないので最後まで無駄なく使い切れるものがあるんですが、使い方が間違っている人が多いので注意喚起のブログです。

まず。

エナメル素材には使えません。

エナメルのツヤツヤした光沢がなくなります。

光沢がなくなるだけなら良いんですが、白っぽく曇ってしまいます

何かしらの化学反応が起こって、元に戻らなくなるので気をつけてください。

エナメル用の補修クリームみたいなものをつかって、多少は直ることもありますが、ほぼ無理です。

続きまして、

②防水スプレーを振る量が足りてない

これ結構あるんですが、靴の周りを1周だけさらっとスプレーしてないですか?

薄い色の靴や、微妙な素材の靴だと遠慮してしまうかもしれないけど

表面がスプレーで濡れたな〜。というくらい振りかけてください。

布のスニーカーとかの場合は、その倍くらい。

靴全体がしっとりしたな〜。というくらいで、ようやく効果が期待できます。

念の為、目立たないところで試してみて、色落ちやシミにならないかどうか確認してね。

③換気が悪いところでスプレーしてる

これ結構ヤバくてですね。

吸い込むと体に悪いって注意書きがしてあるにも関わらず、屋内で振りかけている人が多いです。

特に玄関とか。

ドアを開けて振りかけるだけでは不十分。

ドアの外で振りかけてください。

靴屋さんでも、お店の中で振りかけてる人を見る事がありますけど基本は屋外でお願いします。

たぶん靴屋の人が靴屋の中で振ってるから、それを真似する人がいるんだと思うけど

最悪の場合、肺炎になって死にます。

防水スプレーって、防水効果があるじゃないですか。

防水効果ってことは、表面に水を通さないコーティングが作られるわけですけど

肺の中に多く吸い込んでしまって、肺の中にコーティングが出来たらどうなると思いますか?

呼吸が出来なくなって、死にます。

なのでお気をつけください。

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